ニキビ対策に効く漢方薬

漢方薬でニキビ対策を行う場合、専門医に見立てて貰う必要がありますが、ご参考までに大体の体質によってこんな漢方を処方されることが多い・・・と言う目安をご紹介しましょう。

 

体質によって処方される薬が違うところはインドのアーユルヴェーダに非常に似ています。
さて、東洋医学では舌の状態や顔色、食べ物の嗜好、行動の傾向など様々な角度から体質を診断します。大体血が淀んでいる悪血タイプ、気が停滞している気滞タイプ、気が不足している気虚タイプ、血が足りない血虚タイプに分類されます。

 

その他、深刻な冷えを抱えている場合は陽虚タイプ、体内に熱がこもってしまっている体質は陽盛タイプ等など。

 

タイプ別の中では悪血タイプが非常に多く、桂枝茯苓丸が効果的とされます。
ただしこの分類方法は大雑把なもので、ニキビの処方薬を決める段階になると更に細かく病症を診ていくことになりますが、重症ニキビを抱えやすいのが肝鬱化火タイプです。ニキビ発生当初はそこまで気にならなかったものの、次第に赤みと熱が強くなり、ニキビのサイズも大小様々で先端に膿が出ている場合、このタイプの確率が高いでしょう。
処方されるのは加味逍遥散や大柴胡湯、柴胡加竜骨牡蛎湯など。

 

一方、普段から苛々することが多く、顔の下の方に赤く熱がこもり盛り上がっているニキビができている場合、肝胆湿熱タイプの可能性があり、竜胆瀉肝湯あたりが処方される筈です。
また、通常慢性化しているニキビは通常赤く炎症を起こすものです。それなのに褐色に近い色の薄いニキビが同じサイズのままいつも同じ場所にあるような場合、気血両虚タイプと診断され、当帰芍薬散や人参養栄湯などが処方されることが多いでしょう。